キャリアカウンセラーとは

キャリアカウンセラーというのは、個人の能力や価値観、性格や興味のある分野などに基づき、その人のための適職選択や能力開発などをサポートする仕事です。
企業と社員、個人と社会の間に立ち、その人が望む仕事に就けるように、能力を最大限発揮できるように、 また更なるキャリアアップができるように様々な悩みに耳を傾け、相談に乗り、問題解決へと導く手伝いをします。
適職探しやキャリアアップだけにとどまらず、クライアントが自分自身を見つめ直し、自己理解力を高める役割も担っています。
最終的には、人々が仕事に生きがいややりがいを見出だせるように導くのが、キャリアカウンセラーの仕事の本質です。

どこで活躍できる?
キャリアカウンセラーは、一般企業の人事や労務、人材教育部門や人材派遣会社のコンサルタント、ハローワークなどの就職関連施設、専門学校や大学などの就職支援部門、更に行政機関の雇用促進部門などで活躍できます。

就職や転職などの雇用に関連する部門は、いつの時代も必要とされ、今後も需要は高まると考えられており、将来性のある仕事だと言えます。
キャリアカウンセラーの資格試験
キャリアカウンセラーの資格は国家試験であるキャリアコンサルティング技能検定と、民間団体の行うキャリアコンサルティング資格の2つに大きく分けられます。

キャリアコンサルティング技能検定は、NPO法人キャリア・コンサルティング協議会が厚生労働大臣から指定を受けて資格試験を実施しており、1級2級があります。
受験資格は一定の実務経験年数や、大学での指定単位取得などが定められています。
試験はマークシートによる筆記試験と論述試験、ロールプレイング形式および口頭の面接試験があり、試験に合格するとキャリアコンサルティング技能士と称されます。
合格率は平均45パーセント前後と容易な資格検定ではありませんが、しっかり勉強して試験対策を行えば合格も不可能ではありません。
資格取得後は、各地に広がる協会の支部が研究会や研修を行うなどして、活動をバックアップします。
資格試験を受けよう
試験対策として、協議会主催の養成講座を受講するのが一番効率的です。
日本マンパワーや、リカレントキャリアデザインスクールなど協会指定の教育機関で開講されている養成講座を受講するのが一番よいでしょう。
一方、民間団体が実施する資格試験には様々な種類がありますが、中でも知名度が高いのがNPO法人日本キャリア開発協会主催の、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)です。

1次試験は筆記、2次試験は面接で合格率は7割なのでさほど難関な試験ではありません。
受験資格は、指定の養成講座を受講して修了していることや、一定年数の職業経験があることなどが決められています。
キャリアカウンセラーの資格取得後は、企業の人事や労務、教育担当として、企業で働く人々のサポートをしたり、人材紹介人材派遣会社や職業紹介施設などの職員として就職や転職の手助けをしたり、 大学や専門学校などの就職相談担当になったり、国や自治体などの行政機関で雇用対策事業を請け負うなど活躍の場は広がっています。
企業のニーズで生まれた「キャリアカウンセラー」

現在、日本の雇用環境は、正規雇用が減少するなど大きく変貌している時代です。
また成果主義やアウトソーシングの導入により、職場の効率化も進んでいます。
そんな時代の流れの中、企業が人材をより効率よく活用するためにはどうすればよいか、そんなニーズにこたえる形で誕生した資格がキャリアカウンセラーです。

どんな資格?どんなお仕事?
キャリアカウンセラーは、キャリアカウンセリング協会が運営されている資格です。
就職先がきまらない若者や非正規労働者に対するカウンセリング業務も行います。
過酷な労働環境のもとで心身ともに疲労していたり、心の病を抱えている人などにもカウンセリングを行っています。

キャリアカウンセラーの業務先は企業人事や従業員の研修に関わるキャリア相談、あるいは派遣業における面談、アドバイス。さらに自治体が実施している求職者向けのカウンセリングなどが挙げられます。
最近では、正社員に対してカウンセリングやそのトレーニングを依頼する企業も増えているようです。

心のケアが叫ばれている現代社会。
労働をめぐる環境をより円滑化するためにも、キャリアカウンセラーは非常に重要な役割を担うことになります。

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