臨床心理士の資格について
「専門職」への道になる「臨床心理士」資格
カウンセリング職の中でも、特に社会的な認知度が高いのが臨床心理士です。就職の際も、臨床心理士の資格を有していれば心理学の専門知識やスキルが身についているとみなされ、有利に働くケースもあります。
臨床心理士は、財団法人日本臨床心理士資格協会が認定している民間資格であり、資格試験に合格すれば資格を取得することができます。
まずは指定の大学院に入学!
受験するには、第一種指定大学院修士課程を修了もしくは、第二種指定大学院を修了後1年以上心理臨床経験を積む必要があり、大学院に進まないと受験できません。それだけ専門的な知識が要求されるのです。
その受験要件を満たすためにまず協会指定の大学院への入学を目指す必要があります。
指定大学院の入試は、英語と専門科目の筆記試験と面接があります。
更に自分が臨床心理学をどのように学んでいくかというプランを記載する、研究計画書の提出も必要となります。
臨床心理士試験の詳細
試験は筆記と論述式一次試験と、面接の二次試験があります。一次試験では心理学や心理療法などの専門知識や、関連する法律や統計学など様々なジャンルから出題されており、二次試験では、質疑応答式で臨床の経験などのついて質問されます。
受付は毎年7、8月で一次試験は10月中旬に行われ、10月末までに合否に通知が届きます。
一次試験に通れば11月頃に二次試験が行われ、最終的な合否は12月中に届くという流れになっています。
大学院で専門分野をしっかり学び、知識やスキルを身につけた人が受験するということで、合格率は6割から7割と比較的高いのが特徴です。
心理学系の大学に在学している人だと試験対策は比較的しやすいですが、他の科目を専行している人やすでに社会人として働いている人などの場合は、受験専門のスクールに通って入試対策をしている人がほとんどです。
資格の維持には「更新」が必要です!
また臨床心理士の資格を取得してもずっと有効というわけではなく、5年ごとに資格更新を行う必要があります。更新の際は、協会主催の会議や研修などへの参加が必須条件となります。
協会主催の様々な活動に参加する度にポイントが付与され、一定のポイントが貯まれば更新が認められます。



